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前回の流れで、またもや詩仙堂に立ち寄ることになりました。今年3度め。我ながら良くもまあ詩仙堂好きになったものです。
で、どうだったかというと、圓光寺よりも詩仙堂の方が、秋の景色は少しだけ深まっていました。こんな風に。
紅葉の見頃にはまだまだという感じですが、里山の木立がさまざまな秋の色に変化していく様子が見てとれて、たいへん趣深いものがありました。
今年の5月に初めて訪れた時の、新緑に抱かれた様子と比べてみるのも一興。
構図としては5月の写真の方が良いと思うのですが、人影がまばらで撮影ポジションを自由に決めることができた初夏と、ハイシーズンで邸内が混み合う秋とでは事情が違って・・・。
なにせ、このあり様ですから(苦笑)。
皆が行きたい・観たいスポットでの撮影は、ほんとむつかしいですね。やむなく庭に出ました。苔むす道端の何気ない陰影が、好きです。
季節が晩秋へと進むグラデーション。柿のような丸い実がちょこんと成っているのも、いとをかし。
このモミジは茶色くなってしまって元気がなかったですね。紅く燃えていたらベストアングルだったのですが。
主役はモミジだけにあらず。ススキも良いし、
秋の空もなかなか。
竹林を背に黄葉がしみじみと映えます。
今回の写真はすべてPENTAX KPとDA 20-40mm limitedで撮っています。軽量で扱いやすく、単焦点レンズ並みの写りで、かつ画角を微調整できるリミズームは、主に街歩き・里歩きでスナップを撮る私の使い方には相性が良いようです。
では、今回はこれにて。
詩仙堂リターンズでした。また来ますよ、何度でも。