こうして予約記事に差し込む原稿があとから出てくるので、どんどん現世とブログ世界の花暦がズレて行ってしまう・・・いや、もう気にするのはよそう。
知らないと読めないタイトルにフリガナを打つと、こうなります
「るぱんさんせい へきすいのれいじょう」
はい、今月中旬に新橋演舞場で新作歌舞伎を観てきました。実にサービス精神旺盛なお芝居で、おおいに愉しむことができました。
ルパン三世役で主演の片岡愛之助さん、銭形刑部(警部ではなく、ぎょうぶ)役の市川中車さんはじめ花形役者さんたちが大熱演でしたが、今回のわたしの目当ては9割がた、ヒロイン瀬織姫役の中村米吉さんでした。
当代の歌舞伎界に女形の名優あまたあれど、目下その美しさ可憐さにおいて比肩するもの無し、と依怙贔屓目線で断言してしまいましょう、芸のことは皆目わからない朴念仁のわたしでも一目見てすぐにわかる、とにかく「綺麗」な俳優さんです。
この舞台、花道の至近距離でも、遠目の舞台でも全くアラの無い、どころかグンとこちらの目に飛び込んでくる美しいヒロインの姿とお芝居を、存分に堪能することができました。
嬉しいことに、お芝居が大団円で終幕、と思ったそ後に「マツケンサンバ」ばりのフィナーレがあって、さらに、この日特別だったのだろうと思いますが愛之助さんのご挨拶と主役級の方々での「お写真をどうぞ」タイムまでついてきました。
バッグの中には15mmレンズを付けたGF10しかなかったのでこんな写真・・・。
これでも少しトリミングしてるのですが、うーん。スマホで撮った方がマシだったかなあ。
歌舞伎座に比べれば小ぶりな新橋演舞場ですが、開演前に何点かスナップした写真も賑やかしに並べておきます。
この演目用に特製の幕も用意されていました。
お芝居は、おなじみの「ルパン三世」の勘所を抑えつつ江戸時代のお家騒動話に仕立てたもので全編エンタテイメントに徹した作品。さほど歌舞伎に馴染みが無くても十分に楽しめますが、「ルパン三世」の方に馴染みが薄いとお楽しみ度がやや減じるかも。とくに映画「ルパン三世 カリオストロの城」を万一未見の場合には観ておくことをお勧めします。
新橋演舞場はあと数日で千秋楽ですが、そのあと名古屋・御園座、京都・南座、福岡・博多座と全国ツアー(っていうのかな)が続くそうですから、各地でチャンスのある方はぜひご覧いただければ。
しつこいですが、米吉さんの瀬織姫、必見。


