京急沿線散歩 浦賀 本線終着駅

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昨年秋、北品川駅からスタートして断続的に京急各駅の沿線散歩を楽しんできましたが、今回はとうとう京急本線の南の終着駅、浦賀です。

浦賀駅は品川から快特と普通を乗り継いで、時間帯にもよりますがだいたい1時間くらいで到着します。意外に小さな島式1面2線のターミナル。

駅の改札もつつましいサイズです。「うらが黒い/白いきっぷ」という注意書きは別に狙っているわけでは無い、と思います。たぶん。

駅のすぐそばまで入江が迫っているので、駅前で道が大きく東西ふたまたに分かれます。
右が西岸、左が東岸です。今回は西岸寄りを進みます。

正面の大きな建物は住友重機の工場。敷地内にあの有名な日本最初の大型船造船設備「浦賀ドック」を有しています。

建物の壁に浦賀小学校の生徒さん作によるこんな看板も。浦賀といえば黒船とペリー提督、ですよね。

そしてこんな歯医者さんも(笑)

当地でご商売長いとお見受けする時計屋さん。いい味です。

残念ながら浦賀ドックを垣間見ることはできませんでしたが、ひょっとしてその時代からのものではと思わせる、風格ある煉瓦併が残っていました。

西岸をさらに進むと「西の叶神社」の鳥居が見えてきます(東岸に「東の叶神社」もあるそうです)

願いの絵馬がたくさん掛かっていました。「叶」の一字が素敵です。

神社のほど近くに、入江の東西をつなぐ渡し舟の船着き場がありました。

1回200円、船が居ない時は(つまり向かい岸に居るときは)ボタンを押して呼んでください、というのがなんとも牧歌的。

「昼休み」が明記されている力の抜け具合がいい感じですね。

当然、乗りました。船上からの眺めはこんな感じです。

2,3分で着いて降りて振り返ると、向かい岸になった西岸とすぐ背後に迫る丘陵地が良く見えます。渡し舟はすでに折り返しのお客さんを乗せて離岸していて、牧歌的ではあるけど、結構お忙しいようです。

終着駅なのでちょっと力が入って長くなりました、浦賀駅界隈散歩を最後までお読みいただいて、ありがとうございます。

せっかく三浦半島をここまで進みましたから、浦賀東岸からバスに乗ってさらに進みましょう。次回は浦賀番外編で「観音崎」です。

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