堀切菖蒲園

5月下旬、そろそろ花菖蒲の季節ということで、LUMIX G99を手に葛飾区の堀切菖蒲園まで出掛けてきました。
昨年初めて来た時にももそう感じましたが、通りに立ち並ぶ幟が熱気をはらんで今年も堀切の各商店街はこの季節に勝負(菖蒲)をかけてます。

堀切菖蒲園は葛飾区の公営施設で、江戸の昔から園芸家と市民に愛されてきたこの美しい花を守ってくれています。毎年の株分けなど相当の手間暇をかけないと守れないデリケートな花なのだそうです。

一般社団法人 葛飾区観光協会web[公式サイト]|堀切・小菅エリア - 堀切菖蒲園
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季節本番の「菖蒲まつり」の開催が間近で、花は満開見頃のわずかに前という頃合いでした。だからこそ咲き揃い始めた菖蒲がどれも元気で、週末にもかかわらず見物客の数が比較的少なくゆったりと撮れるという、わたしにとっては絶好のコンディション。

花菖蒲は菊や薔薇などと同じく多くのプロとアマチュアの園芸家・愛好家の手で弛まず品種研究・改良がなされている花です。知らずに行くと、こんなに沢山の種類があるのかと驚くことになります。

今回は常用しているLeica DG12-60mmのほかにLeica DG50-200mmを持参しました。予想通り、こういう環境だと良い仕事をしてくれる望遠レンズは実に貴重な戦力になりました。

似たような花の写真が並んで退屈、と思われたらそれはひとえに撮ってるわたしの創造性の欠如のせいです。実際カメラを持って現場に行けば、全ての花を憑かれたように撮りまくらずにはいられない・・・はず。少なくともわたしは、去年も今年もそうでした。

とはいえ確かにキリがないので、これで最後の1点ということにしましょう。

花菖蒲を存分に楽しめて満足して帰ったのですが、後日、大失態を一発やらかしてたことに気が付きました。シリーズで撮り歩いている「名所江戸百景」の中に、堀切で花菖蒲を題材にした景色があったのですよ。忘れてた!

歌川広重の絵に似た構図で1枚モノにしてくれば、シリーズの1コマを盛りの花とともに飾ることができたのに・・・。撮った写真で偶然使えそうなものがないか探しましたが・・・そううまくはいきません。

ええい、来シーズンに期待するか。

ところで、堀切菖蒲園の行き帰りでもうひとつの愉しみを発見したので、次回はそのお話を。

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