オールドレンズ × ヴィンテージ風写真

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思うところあって、オールドレンズで撮った写真を、RAWファイルから現像する時に、「昔撮ってアルバムに残っている古い写真」みたいなテイストで現像してみるとどんな感じになるか、試してみました。

まあお遊びですが、
PENTAX K-70にSuper Takumar F3.5 28mmを付けて、今回向かった取材地は浅草。
この”旧東京”の趣ある街で、スナップシュート散歩です。狙い通りヴィンテージ風味写真が出来上がるか、さてお立合い。

吾妻橋のたもと、東武浅草駅前。

これはわりとうまくハマりました。松屋の建物がクラシカルなことも手伝って、昭和40年代っぽい雰囲気が漂ってる。

RAWで撮って、今回の現像にあたっては、Lightroom用に提供されているサードパーティの無料プリセットの中からいくつか試しました。中でもShutter pulseさんが配布してくれているVintage touchというプリセットが私の好みに近かったので、活用させていただきました。

モノクロで仕上げるという選択肢もあって、それはそれで深い楽しみがありそうですが、今回はパス。

浅草寺境内。

なかなかいい感じです。お忍びで浅草散策を楽しむ海外の大物アーティスト(昭和の時代は「ロックスター」って言いました)たち、みたいな物語を、脳内妄想で無理やりこしらえてみました。

裏通りの飲み屋街。昼間なのでまだ妖気は発してません。

いや、妖気のかけら、くらいは漂ってるかも(笑)。

昭和感溢れる商店街から浅草寺が見えます。おじさんの軽いステップが素敵です。

ラスト。さすがにこれはヴィンテージっぽく鑑賞するのは無理がある絵(笑)。黒いビルの屋上の例の金色のアレは、この時工事中で見えません。

というわけで、題材をちゃんと選んだ場合に限り、オールドレンズでフィルム・ヴィンテージ風写真という(自分なりの)楽しみ方がそこそこOK、という手ごたえを得ることができました。

よしよし。
含みのある、謎の自己満足(笑)。

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