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小倉山 峰のもみぢ葉こころあらば 今ひとたびのみゆきまたなむ（貞信公）
百人一首のこの歌で有名な小倉山の山麓、常寂光寺にやってきました。嵯峨野のこのあたりに点在する寺社はいずれも紅葉の名所として知られていて、某鉄道会社の観光キャンペーン「そうだ京都、行こう」にもたびたび登場しています。常寂光寺は2011年に取り上げられているほか、今年もご朱印巡りの一寺になっているようです。
秋はツーリストでごった返す境内も、この日は人影まばら。青もみじ愛好家の私にとっては僥倖であります。堪りません。
苔蒸す斜面に新緑の枝から零れる木漏れ日。ただただ美しい。
鐘楼から望む青もみじの海。露出が難しくちょっと背景が明るく飛んでしまいました。
本堂を背景にして、もみじの透過光。
本堂脇の静かな池の端。
青もみじの海、新緑の海。
気が付くとかなりの時間をここで過ごしています。撮っても撮っても、きりがありません。魚眼レンズの１枚で最後にしましょう。
嵯峨野のもみじ寺、常寂光寺でした。
最後まで見ていただいて、ありがとうございます。
