春先の花の季節は撮るものが多くて、今月は記事更新のペースを少し上げてはいるものの、現実世界とブログ記事の季節感がどうしても少しズレがちになってしまいます。
というわけで、当ブログ世界でもやっと白木蓮(ハクモクレン)が咲きました。
いろいろな花が咲き乱れるこの季節の中でも、その超然たる白さをどう讃えればよいのでしょう。化学的・光学的な色彩にとどまらず、わたしには精神的な気高さを表しているようにすら感じられます。大ぶりの花が圧倒的なボリュームで一斉に咲くのも何か神秘的。
多くの人がこの花にそういう「特別」を感じるからこそ、この花に多くの印象的な別名が生まれたのかもしれません。白蓮(ビャクレン)、白蓮華(ビャクレンゲ)、玉蘭(ギョクラン)・・・迎春(ゲイシュン)などという呼び方もあるらしい。因みに英名は White Magnolia
撮影地は品川区役所前のしながわ中央公園の入口。冴えない曇天下なのですが、LUMIX G9proII とOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 12-100mm F4 PRO はしっかりと「気高き白」を写し撮ります。
まことに美しいハクモクレンですが、花の盛りが極めて短期で、最も美しい純白はほんの何日かで失われて茶色い斑点が浮いてしまう気難しさも併せ持っています。この苑内には結構な数の木があるものの、この時近寄って撮ってなお精髄の白を魅せる木は2本のみ。危うく時を逃すところだったというか、運よく間に合ったというか。
さて、ハクモクレンは割合に高い位置に咲くので上ばかり見て撮ることになるのですが、ふと視線を足下に落とすと、丹精こめた美しい花壇が作られていました。というわけで最後は一転して色とりどりの花の写真。
今回はここまで。現場からは以上です。

