蓼科に行ってきました。この前に訪ねてからまだ2年ちょっとですが、ずいぶん久しぶりな気がします。
今回はせっかく手に入れた「軽さは正義」カメラの恩恵に預かろうと、OMD E-M5 MarkIII にLeica DG 12-60mm F2.8-4, Leica DG 15mm F1.7 というバンタム級機材セットを手にしての小旅行です。
中央線特急で茅野に到着して、とりあえず軽く腹ごしらえということで、フラッと立ち寄ったのカフェレストランAttakaさんのテラスで無造作に撮ったら、存外に綺麗な風景写真が1枚撮れてしまいました。ヒマワリの向こうに夏の八ヶ岳。
このカフェのすぐ近くに、ぜひ再訪したかった施設「尖石縄文考古館」があるので迷わず向かいます。
こちらでは、この2点をどうしてももう一度観たかった。
1986年 棚畑遺跡より出土した土偶、通称”縄文のビーナス”。国宝。
2000年 中ツ原遺跡より出土した土偶、通称”仮面の女神”。国宝。
先日、上野で催されてた「日曜美術館展」では土偶のレプリカが展示されていて来場者の注目を集めてました。2年前に当地でこれを観ていたわたしはその様子を眺めながら「この展示もなかなか良いけど”本物”の迫力はこんなもんじゃないぜ」と内心思いつつ、ああ”本物”の方をもう一度観たい、と強く思ったのでした。
この尖石考古館は、国宝2点を含む貴重な出土品に思い切り近寄って観ることができます。
ただ、↑の写真でもわかるように、けっこうオープンな展示室なので、ケース越しに周りの展示品や照明の写りこみが避けがたく”寄ってドラマチックに撮る”のは難しい。
あれこれ工夫してみてもわたしの技量では肉眼のインパクトを写真の出来が上回れません。ここは「撮る」よりも「来て、観る」に如かず。
以前来た時には、展示の一部は雑然としていてロープで囲ったフロアに所狭しと縄文遺跡からの出土品が並べられていた(それがまた強烈なインパクトでもあった 笑)のですが、今は展示室が綺麗に整備されています。
縄文時代の衣装の再現展示。縄文人はなかなかお洒落さんです。
ああ、記事が長くなっちゃってすみません。もうひとネタだけ。
展示品の中に、当地で産出する天然のガラス質「黒曜石」を用いたナイフや矢じりの展示がありました。
ここ八ヶ岳山麓はこの貴重な鉱物の国内屈指の産地で、そのおかげで森と水に恵まれた地勢と相まって縄文時代には多くの人口が集積し栄えたのだそうです。
旅程の途中、JR茅野駅のホームでこんな展示物を見つけました。
黒曜石の原石となる大岩です。思い切り近寄って見てみると・・・
おお、たしかに光っとる、光っとる!


