歌川広重「名所江戸百景」の第七十三景は はねたのわたし弁天の社、元の絵はこちらです。
名所江戸百景の最南端にあたる作品です。多摩川の渡し舟の上から船頭の毛脛越しに羽田弁財天を望むという広重画伯奇想の構図。こんなん再現できるわけがないやろ!と思わず泣きが入る1枚。
写っているのは弁天様と漁船ではなく羽田空港と航空機だし、渡し舟の船頭の毛脛ではなく土手に停めた自転車のサドル越しです。多摩川河口・川崎側の土手の上から羽田方向を望んであれこれ試したのですが、これくらいでお茶を濁すのがせいぜいでした、ほんとごめんなさい。
玉川弁財天は羽田から少し内陸に移されて川岸からは見えなくなっているので、代わりに羽田神社の大鳥居を構図に入れることも考えたのですが、望遠レンズで狙ってもこんな感じで今ひとつ雰囲気が出ず、採用できませんでした。
それはそれとして、多摩川も河口まで来るとさすがに空が広く感じられます。対岸にはモノレールが羽田空港第3ターミナルに向けて走って行くのが見えました。
土手の上を駆ける人、川岸に降りて釣りを楽しむ人、思い思いの休日でたいへん結構なのですが、梅雨明け間近の遠慮のない日差しと高温の下なので、熱中症は大丈夫?といささか心配になります。
当地、実は結構最寄り駅から距離があるので、さてこの暑さの中でどうやって辿り着こうか前日にけっこう思案しました。で、ふと閃いて試してみたのが、冒頭の写真に使った自転車なのですが・・・その話は次回のネタにすることにしましょう。




