根津美術館に行ってみた

南青山の根津美術館は長きにわたって未踏の地(笑)でした。

根津美術館 - Nezu Museum -
東京・南青山に実業家・初代根津嘉一郎の蒐集品を元に1941年に開館した根津美術館。国宝、重要文化財を多く含む日本・東洋古美術約7,400件のコレクションを、年7回の展覧会でご覧ください。

東京で東洋美術を鑑賞するなら外せない重要拠点だという知識だけはあったんですが、東洋美術って難しそうじゃないですか。仏像にしても陶磁器にしても書画にしても、見た目がなんか地味な上にかなり勉強しないと良さが判りにくい・・・ような気がして、無精な市民としては敷居が高い。

今回は、たまたま初心者向けの企画展が開催中なことを知り、そのついでに、暑くなる前に評判の高い日本庭園の写真を撮らせてもらおうかな、と考えたわけです。

そんな志の低い訪問者ですが、初夏の竹林の瑞々しい緑に彩られたエントランスを歩くうちに俄然テンションが上がってきました。

ちなみに、今回の企画展はこちら。

いつもながら会期末近くなってやっと足が向くわたし(苦笑)。
展示室は撮影NGなので企画展内容は紹介できませんが、初心者向けに丁寧に解説がされていて、いろいろ勉強になりました。

覚えたての知識を一つ披露しましょう。
絵画の空いたスペースに作者とは別の人が詩歌などを文字で(作品の価値を高める意図で)添え書きすることがあって、これを「賛」と呼びます。たまに、絵の作者が自分で「賛」を書いちゃうのが「自画自賛」。自分のやったことの出来栄えを自分で褒めること、という現代の言葉の使い方の由来がここにあるのです。どうだ、えへん。

さて、館内で写真を撮ってもよいのは、このホール風景だけ。

というわけで、あとは専ら日本庭園散策の写真。本館の裏手には都心とは思えない静謐な空気を醸す庭が広がっています。

茶室やお堂に鳥居までいろんな建物が散在しているのですが、ここは寺院ではないので宗教性は希薄です。純粋に日本庭園を構成する意匠として各地から移設して取り入れられているようで、それはそれで面白いなと思いました。

LUMIX GF10は小さくて軽くて写りの良い街歩きの友なのですが、ダイナミックレンジの狭さは泣き所です。こういう曇天の日にちょっとでも白い空が写ると速攻で白飛びしてしまうので、構図には結構気を使います。

池の蓮と錦鯉。日本庭園ならではの美です。

最後は青もみじ越しの茶室の眺め。このくらいでも空の白飛びをごまかすのには結構神経を使うのがなんとも(笑)。

はじめての根津美術館、現場からは以上です。

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