自称「おとなの遠足」で沖縄本島を訪ねた写真散歩、駄文と駄写真を連ねてきましたが今回が最終回です。
那覇といえばここには行っておこうかということで、首里城・守礼門。
不幸な火災消失から修復の途上にある城の本殿には向かわず、首里の山から古い石畳を歩いて下ろう、というのがこの日の趣向。
と、その前に、せっかく山の上まで登ってきているので、下ってしまう前に西のアザナ(物見台)から那覇市街を見渡して眺望を楽しんでおきましょう。
到着直後を除いて、滞在中ほぼずっと好天に恵まれたのはたいへんに有難かったですね。贅沢を言えば陽射しが強くて暑かった。ときどき都合よく日が陰ってくれればよいのに。
西のアザナの下の崖。このへんに露出している岩肌は、沖縄の地層を形成する代表的な岩石のアレですね。
そう、琉球石灰岩。NHKの「ブラタモリ」で観て覚えました。この後立ち寄った沖縄県立博物館でも「復習」したから、間違いありません。
その崖の麓から、真珠(まだま)道と名付けられた石畳を下り始めます。
ほどなく石の質が変わって(たぶん敷かれた時代が違う)、旅行パンフなどで「金城の石畳」としてしばしば紹介されているこの場所に出ます。
歴史ある石畳は立派な観光資源ですが、周辺に暮らす方々にとっては生活道路の一部です。朝のうちだったので実はあちこちに那覇市のゴミ収集を待つポリ袋が出されていて、写真愛好家目線としてはちょっと厄介でした。行き交う人影を拝借してゴミ袋の写りこみを隠す、くらいの小狡さはご容赦願いましょう。
この石畳、たいへんに風情があって写真を撮るのが楽しい。しかし、見た目より凹凸が大きくて歩きにくいし、何より結構な斜度があるので上りも下りもけして楽ではありません。かといって歩く以外の方法がとれる場所でもない。雨で滑りやすくなったりすると、正直ちょっと危険かも。
途中、この休憩所で休みながら、しばらく考えました。
坂道の一番下まで降りてしまうと、折り返してバス停まで登り坂を戻ってくるのはなかなか骨が折れそう・・・どうするか?
検討した結果、このまま下って戻らないことにしました。坂の下で配車アプリを使ってタクシーを呼んで次の目的地(県立博物館方面)に移動してしまおう。事後的に振り返ると、これが時間を無駄にしないなかなかの好判断。
そして、これ以降の「遠足」行程ではほとんどカメラを持ち出さなかったので写真散歩の記事としてはここでゴール、ということになります。長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
いや、最後にもう1点だけ載せておきましょう。石垣の上で見かけた優雅な首里の猫様のお姿をご報告。
今回の沖縄遠足で唯一、最初で最後の猫様ショット。
現場からは以上です。


