三十九景 吾妻橋金龍山遠望

歌川広重「名所江戸百景」の第三十九景は 吾妻橋金龍山遠望。元の絵はこちらです。

隅田川にかかる吾妻橋はわかりますが、金龍山はこの絵のどこに? と一瞬思いました。山は山でもこれはお寺の山号、金龍山浅草寺のことですね。

この構図で現在の吾妻橋を撮ることができるおあつらえ向きの撮影地があるのですが、残念ながら元の絵の通りとはいきませんでした。

浅草寺の五重塔や大屋根はビルの陰になって見通すことはできません(もちろん富士山も!)。せめて水鳥が舞い降りたり、いい感じの小舟が通りかかってくれないか現地で結構粘ったのですが、残念。

川べりの桜がこの時まだ散らずに、元の絵に負けない綺麗な姿を魅せてくれていたのがせめてもの慰めでした。

撮影地はこちら、吾妻橋の少し上流に東武鉄道の鉄道橋梁に沿って渡されている「すみだリバーウォーク」でした。

広重画伯の絵の風景の再現はうまくいきませんでしたが、良く晴れた春の隅田川沿いの写真散歩は実に爽快で、なんとも幸せな気分になりました。

浅草の街をそぞろ歩きたいところですが、この日はこのまま次のロケ地目指して移動です。

今回の「百景」撮影地

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